保育園調理員が子育てはじめました。

調理師学校卒業後、保育園調理員になって早10年!仕事で培った知識を我が子に披露する場がやっと来た!2人の姉妹を育てながら離乳食 幼児食 アレルギー食について日々勉強中。

うちのおーばーさん

 

うちのおーばーさんといえば

アグレッシブな89歳

 

愛車はレクサスのセダン

 

毎日お友達とパン屋で女子会

 

苦労話し好きで

 

世話好きだが、返ってそれが人を苦しめる

 

口癖は 神仏をバカにすんじゃねぇ

 

だーれもバカにしてないよーん

 

とにかくやばい婆さんだ

 

最近ちょっとボケてきたのか更に始末が悪い

 

自分の事を神か仏がと思ってるんだろうか?

 

自分が婆さんになるのが怖くてたまりません

いいんです!!

 

いいんです!!

 

 

 

離乳食に興味があって就いた仕事なので、本当によく言われるんです。

 

 

 

たぬみさんの娘さんは幸せだね。

 

 

 

美味しくて、バランスの取れた離乳食やごはんがお腹いっぱい食べれて!

 

 

 

いいお母さんですね。

 

 

 

毎日ちゃんとお料理頑張って偉いですね。

 

 

 

 

 

料理が趣味イコールいいお母さん的な世間の雰囲気。

 

 

 

自分の趣味に得してます!

 

 

 

そしてお姑さんウケもばっちり(笑)

 

 

 

そりゃあたくさんご飯作りますよ〜!

でもどんなひバランス良くしても、娘は白米ときゅうりしか食べません!!

 

 

 

そんなもんですよ〜

 

 

 

バランスがいいからって子供が食べてくれるとは限りませんよ!

 

 

 

上の娘は小さ頃から卵が苦手でした。

 

 

 

だし巻き卵、野菜入りオムレツ、スクランブルエッグ、スパニッシュオムレツ、カニ玉、玉子丼、オムライス、かきたまスープ

 

 

 

何を作ってもダメでした。

 

 

 

そんな娘が今、卵が大好きなんです!

 

 

 

むしゃむしゃ食べてくれる卵料理。

 

 

 

それは

 

 

 

ゆでたまご

 

 

 

思いました。

 

 

 

 

あぁ〜〜〜…料理しちゃいかんかったのか…

 

 

 

ちくしょ〜〜〜!!!

 

 

 

火もフライパンも使いません。

 

 

 

自己責任ですが、ティファールの湯沸かし器の中に卵入れて茹でてます。

 

 

 

 

まぁ簡単★

 

 

 

 

そんなもんですよ!!!

 

 

 

 

娘はポテトチップスもチョコレートも大好きです!

 

 

 

3歳までは!と思ってた時もありましたが、何より美味しいもの一緒に食べたいじゃないですか!

 

 

 

美味しいね〜と言いながら一緒におやつ食べたかったんです。

 

 

 

下の娘は5か月の頃におっとっとが口から出てきました。

イカの形…食べやすかったんでしょうね。

 

 

 

その2か月後、静かに遊んでるな〜と思ったらポッキーをなめなめしてました。

 

 

 

なぜ!ここにポッキーが落ちてんだー!

 

 

 

アレルギーがあったら本当に危険なので、細心の注意はした方がいいのは分かってます。

 

 

 

でもまぁ喉に詰まらなければ食べちゃっても死にはしないか…と

 

 

 

いいんです

 

 

 

もういいんです。

 

 

 

大丈夫。

 

 

 

色々思わされてます。楽しいな。

 

 

 

食と育児

離乳食とは

離乳食とは 、母乳(ミルク)をやめることではなく、母乳(ミルク)以外の食品からも栄養を取り入れ、幼児食へと移行する過程の食事のことをいいます。




月齢に応じて食品の大きさや固さを変えていき、色々な食品の味や食感を覚えさせていきます。




生まれてからずっと母乳やミルクしか飲めなかった赤ちゃんが大人と同じ食事をするための練習が離乳食です。




食べるための練習という意味もありますが、母乳やミルクでは足りなくなる栄養を補うという役割もあります。




また、日本人の食事は漬物やみそ、醤油など塩分が多かったり、お寿司やお刺身などの生ものを食べる機会が多い為、それだけ離乳食の必要性は高いと言えるでしょう。




赤ちゃんのの味覚のピークは生後5か月。
それ以降はだんだん鈍感になって行くそうです。
そして3歳までの食経験が一生の味覚を左右するとまで言われています。




私が専門学生の頃アルバイトをしていた板長が
「3歳までに、日本料理の基本であるダシや醤油や煮物を食べてきた子は死ぬまでまともで繊細な舌を手に入れる事ができるよ。これは本当だよ。
だからお菓子やファストフードは3歳からにしなさい。」
と言われてました。 




さすが和食の達人。




そんなような事を管理栄養士さんも言ってました。




私も一生懸命料理を習って、離乳食や幼児食を勉強して“食”に関しては人一倍気合の入った母ですが!







板長には言えません…




1歳半から自分の娘にマク○ナルドを食べさせちゃってることは★

味の第一印象を良くする

 

第一印象ってありますよね?

 

 

初めましての印象がいいと、その後わりと嫌な出来事があっても個性として許せたりします。

 

 

人も味も同じなんです。

 

 

初めて食べる食材、一口目が美味しいと思えばその後、ずっと嫌いな食べ物にはならないと思ってます。

 

 

嫌いな食べ物って小さい頃からずっと嫌いじゃないですか?

 

 

味の第一印象が悪かったんだと思います。

 

 

例えばピーマン…苦いですよね。

人は苦味を毒のあるものを示す味だと感じるらしいです。

なので甘みや塩味より千倍も感じやすくなっているそうです。

子供は更に舌が敏感なので本能的に苦味を嫌う傾向にあるらしいです。

…人間の本能はすごいっ

もし、ピーマンを嫌がったら離乳食のうちは無理にあげなくてもいいと思います。

もし食べさせたいのであればピーマンと同じ品種のパプリカをあげてみるのはどうでしょうか?

肉厚で甘みもあり皮も剥きやすく、まさに一石三鳥ですね。

 

 

 

そして人参…なーんか人参独特のくさみがありますよね。

人参の嫌な味って人参の中心のちょっと色が薄めの部分しかしないって知ってましたか?

高級フレンチなどのムースなんかに使う人参は中心は使わない事があるそうです!

人参を選ぶときは芯の細いものを!

赤ちゃんに初めてあげるときは芯は使わずに周りだけを使うのもアリです!

甘くてフルーツみたいで、人参独特の香りはしません!

 

 

 

そしてほうれん草…なんだかえぐい。

ほうれん草のえぐみは、シュウ酸とゆう有害物質が原因だそうです。

シュウ酸は口の中のカルシウムと結合すると歯がキシキシするような感覚があります。

口の中もえぐみがあるし、体内に入ったらさらに体内のカルシウムと結合して結石の原因にもなるそうで!

割と厄介な食材ですが何と言っても栄養豊富!鉄分もビタミンも取れる優秀な食材です。

たくさんのお湯で塩茹でし、その後も冷水につければ苦みも大丈夫!

出来るだけ新鮮なものを選びましょう。 

 

 

 

トマト…酸っぱい。

フルーツトマトは甘いけど、お高いですよね。

でもトマトは酸っぱくて大丈夫!赤ちゃんは酸味は慣れると美味しいと感じるようになるそうです。

皮と種を丁寧に取ってあげましょう。

それでも気になる場合は、人参などの甘味のある野菜と混ぜてあげるのもグッドだと思います。

 

 

 

かぼちゃ…時々苦いものがあるの知ってますか?

保育園で離乳食後期と完了期の子達にかぼちゃのおやきを作った時、園長先生に試食してもらった際「かぼちゃが苦いんだけど」と言われた事があります。

管理栄養士さんに問い合わせたところかぼちゃの成分であるククルビタミンが原因かもしれないと。

くくるびたみん???

どのかぼちゃにも含まれているそうですが、たまに大量に含まれる事があるそうで、その時は迷わず捨てましょう。

このククルビタミン多量に摂取すると、食中毒の危険があるそうで離乳食期の赤ちゃんは特に注意しなくてはいけません。

赤ちゃんには甘くて美味しいかぼちゃを選んであげましょう。

 

 

 

ただの野菜だけど、赤ちゃんにとっては、はじめましての味です。

 

 

赤ちゃんは何でも口に入れたがります。

 

美味しい味なら喜んで次のひと口を前のめりで待ってるし、嫌な味なら我が子のとっても面白い顔が見られます。

 

 

どんな顔が見られるか楽しみですね。

はじめまして

 

ブログに遊びに来てくださってありがとうございます!

 

保育園で調理員をしている、たぬみと申します

 

東海地方の片田舎在住、趣味は海外旅行に海外ドラマ、ジブリ、料理などです!

 

もちろん海外旅行は独身の頃の趣味で、結婚して子供がいる今は海外旅行どころか海外ドラマもゆっくり見れない日々ですが…

 

現在は子供2人を育児している為、会社は育休を取ってます

 

18歳から2年間調理師専門学校に通って調理師免許を取得後、今の会社に勤め始めました

 

子供がごはんを食べてる姿が大好きで、離乳食や幼児食に興味を持ちました

 

目の前のご飯をキラキラした顔で見つめ、なりふり構わず食べる子供達に生命力さえ感じます

 

会社に入ってからたくさん勉強して、研修会や講習会などにも参加して知識を詰め込んだつもりでした!

 

でも私が学んだのは教科書通りの事ばかりでした

 

実際自分に子供が出来て、やっと自分の知識と経験を発揮する場が来た!と思ったら

 

ぜーんぜん、、教科書通りにいかないどころか

 

離乳食の基本である、姿勢を正してペースト状にしたお粥を舌の上にそっと置く作業ですら

 

スプーンを掴まれ床に投げつけられました

 

えええ〜〜!!そんな事習ってない!

 

いくら知識があって沢山離乳食を作ってきても、そこは本当の現場じゃなかった…

 

本当の現場は赤ちゃんに食べさせる作業だった事に気づいて、もう一回自分の子供と共に1から勉強し直そうと思いました

 

いくら勉強しても、沢山のレシピを知ってたとしてもそれはスタートラインにも達していない状態でした

 

食べない離乳食を作り続けるのもなかなか心折れる作業です

 

でも3歳や5歳になっても離乳食を食べてる子はいない

 

そもそも昔ってこんなにキチンと離乳食を作ってたのかな?

と色々な事を考えてていくうちに、更に離乳食に興味が出て来てきました

 

自分が学んできた事

自分の子供に試してみた事

仕事とは違うリアルな離乳食の事を皆様にも少しでもお伝え出来ればと思います

 

すぐに食べれなくても大丈夫

教科書通りに行くわけなんてない

“空腹は最大の調味料”と言う言葉は赤ちゃんも大人も一緒でした

 

これから人生の終わりまでずっと付き合って行く“食”

 

可愛い我が子の初めの一歩を少しだけ手伝ってあげましょう